ニセイカウシュッペ山登山【2020.7.4】ナビは信じるな?!登山口はここ!

ニセイカウシュッペ山登山【2020.7.4】ナビは信じるな?!登山口はここ!

標高:1,878m 距離:11.2km 標高差:746m トータルタイム:5時間30分

登山口から山頂まで約5.5キロ。運動不足に磨きがかかったシーズンインでも3時間かからないコースでした。景観は抜群!

某ナビが指す場所に車で向かったのですが、登山口を間違えて1時間のロス。他にも山頂で出会った2組の方々が同じように間違えてしまったとのこと。

今日は私たちと同じ道を辿らなくて済むように、ニセイカウシュッペ山登山口までの行き方と道中のコンディションなどを中心にお伝えします^^

ニセイカウシュッペ山~登山口まで迷走からの絶景!~

迷わず行きたい登山口はここ!

まず正しい行き方は、上川方面から国道39・273号線中越の方に入ります。10kmほど走ると、右手に登山口の看板が見えてきます。(中越橋の手前)

おすすめとしては、Googleマップで中越橋を設定すると写真の正しい〇ルートが出るので、国道の入り口から10㎞進んだ辺りを目安に右手を見るようにしてください。

※同じマップで「ニセイカウシュッペ山 登山口」と検索すると、×のルートを示され、登山口へ着くことができませんでした。(2020.7.4現在)

看板を見落とさなければ、そこからひたすら道なりに古川砂金林道・古川林道を通って登山口です。

途中黄色いゲートがありますが、現在施錠はされておらず自分で開閉して先へ進みます。舗装されていない林道は約13km続き、腹打ちしてしまいそうな穴ぼこやごつごつ石が見え隠れするところも。私は軽自動車(タント)で行きましたが、目立った傷はできませんでした。

後続もおらずほとんど徐行運転で進み、この13kmの林道だけで50分近くかかってしまったので、時間には余裕をもって臨みたいところです。

登山口に着いたのは10時半近く。土曜ということもあってか、先発が10数台いましたが駐車完了。トイレはありませんっ。入山届を書いて出発!(40~60代の方が多かった。20代後半の我々が最も若輩者。そりゃあ道も間違えるし、一番遅れてのスタート)

泥んちょ・残雪・ロープを使ってよいしょ!中々冒険なコース

軽めのハイキングだからと連れてこられたヨガとまと氏。

雪に戸惑うもこの表情である。

スタートからしばらくすると、少しぬかるんだコースが続きます。前日は晴れでしたが、その前は雨天が続いたからでしょうか。気を付けて進んでくださいね。

比較的傾斜は緩いコースです。

道中何種類も可愛らしいお花が咲いていましたが、お腹がすいていたので先を急ぎます。

スタートから3km、まだ山の名前を覚えられません。

🍅「反対から読んだら?名前覚えやすくなるよ」

「ペッシュウカイセニ!(覚えられた気がした)」

🍅「嘘だよ。」

嫌なやつです。

しかしこのあと山の名前を間違えずに言えるようになりました。

足場が狭くなり、すぐ横には美しいグリーンの谷が広がるころ、視界の端に映った岩場とロープ。

気軽なハイキングなどではないとうすうす気づいていたヨガとまと氏。一息ついて呼吸を整えます。

次に現れたのは雪。何か言いたいことがありそうでしたが、とまと氏に先を促します。

そこから20分も歩けば見晴らしのいいスポットへ。左の方へ、ぐるっとカーブを描く尾根を歩きます。

遠くに米粒ほどの大きさで、カラフルな先発隊が見えます。

ニセイカウシュッペ山頂(13:20)

登山デビューはカナディアンロッキーのため、森林限界を経てゴツゴツした岩場に慣れ親しんできたライター。最後まで美しい緑や花々に囲まれて山頂にたどり着くのは新鮮でした。

気温は温かく、薄手の長袖とウインドブレーカーでそれぞれ体温調節しながら、ゆっくりお弁当をいただきます。水筒に淹れてきた熱い紅茶も飲みやすい温かさに。

山頂にいた迷子仲間のおじさまとお菓子交換を楽しみます。

次回から私もフルーツゼリーを持ってくることを心に決めました。

小樽商店さんの、ししゃもきくらげを混ぜ込んだおにぎりが美味しいです。店舗を持たず、全国のデパートで試食販売をしているとのこと。

前日の残りものと自然解凍OKなおかずを詰めただけの時短弁当です。

ごはんのお供系にめっぽう弱い方に大変おすすめです。私はごはんのお供が充実している日には、朝ごはんが楽しみで起きてきます。#食い意地のかたまり

下山開始(13:50)

俄然元気になるヨガとまと氏。自分たちの歩いてきたトレールを背に、ポーズを決めます。

私のお気に入りの一枚はこちら。アンギラスと呼ばれるかっこいい恐竜の背中と可憐に咲くお花たちの対比。

16:00前に無事下山できました。

帰り道、運転を任され林道を行きます。次々現れる穴ぼこたち。いかに上手くコース取りできるか、運転するのが楽しくなってきました。ヨガとまとの合いの手がすっかり消えた頃、隣を見ると口を開けて寝ていました。こんなにガタガタぼこぼこいってるのに凄い奴。

一番最初に出てきたコンビニに立ち寄ることを決め、どのコンビニか当てるゲームをしました。アイスがかかった勝負です。(負けました)

市内に戻り、給油洗車で愛車を労います。

この日はまん丸のお月さまと夕焼けもとても美しかった。

色を何層にも重ねた絵画のような夕焼け。


結びに▶◀

登山に行き、雄大な景色を見るたびに自然と湧く感謝の気持ち。

丈夫に産んでくれて、こうして今日ここに来られることへのありがとう。つい忙しない日常に埋もれてしまう感謝の気持ちが、山に来ると強く実感できます。だから在りたい自分の姿に会いに、また山に来る。